阪急杯の簡単な血統&調教診断
毎週ブログで公開している簡単な血統分析のデータを元に特別登録している馬の血統診断と調教診断をしていきたいと思います
こちらが阪急杯の簡単な血統分析の記事
http://www.crusher8.site/entry/2019/02/19/195752
阪急杯の簡単な血統&調教診断
出走馬診断 A~E
アドマイヤゴッド
血統評価 D
ハーツクライ×ダンジグの組み合わせで、このレースではダンジグ系の馬の好走がそこそこあるのですが、米国ノーザンダンサー系の好走馬は過去5年で1頭のみ
父ハーツクライもこのコースでは勝率こそ10%を超えているが単勝回収率30%、複勝回収率70%と微妙
調教 B
1週前 坂路 50.1-36.4-24.1-12.5 強め
最終 坂路 51.8-37.5-24.7-12.5 馬なり
どちらも坂路で、追い切りをして好タイムを出しており、最後の1Fもしっかり伸びており調子は良さそう
エントシャイデン
血統 E
このレースでは芝の短距離の中でも欧州系のパワー型の好走が多いのが特徴で、前傾ラップになる事が多いのと、最後の急坂があるので、欧州系の好走が多いです
サクラバクシンオーは短距離に強い血統ですが、過去の好走も少なく、父ディープもこのコースでは単複共に回収率50%くらいとあまり狙えない
調教 D
1週前 CW 68.1-52.0-37.7-12.5 馬なり
最終 CW 85.1-67.5-52.1-37.6-12.2 一杯
この馬は比較的調教ではあまり時計は出さないが、重賞でこの内容ではどうか、前走からの上澄みもあまり期待出来ない
コウエイタケル
血統 D
このコースでは父ステイゴールド産駒は複勝回収率で100%を越えていて優秀
このレースでは米国ノーザンダンサー系の好走が1頭なので、割り引きたい
調教 E
1週前 坂路 58.0-41.6-25.9-12.9 馬なり
最終 CW 38.8-12.5 馬なり
最終追い切りでは、前半キリでタイムな掲載はないが、重賞でこの内容はどうか
あまり調教では時計は出さないタイプだが今回は買いたくない
スターオブペルシャ
血統 C
ダイワメジャー×ビッグシャッフルの組み合わせ
同じコースで行われた阪神カップでは血統診断でも取り上げた馬で3着と好走したが、今回は過去の好走馬が少し異なり母父ビッグシャッフルはナスルーラ系
阪神カップではナスルーラ系の好走が多かったのですが、阪急杯では2014年の1回のみその時はスターオブペルシャと同じダイワメジャー×ナスルーラ系と同じなので、注意が必要か
調教 C
1週前 南W 54.5-40.1-13.5 馬なり
最終 南W 52.9-39.1-12.7 馬なり
藤沢厩舎らしく、外厩帰りでサッと仕上げる程度
前走もこんな感じで阪神Cで穴をあけており、注意は必要か
力は出せる状態にはあると思う
血統 A
父サンデー×欧州ノーザンダンサー系の配合で、血統分析でも取り上げた通り、父サンデー系と欧州ノーザンダンサー系の好走が一番多く、リファール系の好走も多く、血統的には楽しみな馬
調教 B
1週前 坂路 51.0-36.9-24.5-12.4 一杯
最終 坂路 51.7-37.2-24.3-12.2 強め
どちらも坂路での追い切りで、全体時計、ラスト1F共に素晴らしい
だが、この馬は調教ではいつも動いており、過信は禁物
タイムトリップ
血統 C
ロードアルティマ×ホークアタックの組み合わせ
米国ミスプロ×ロベルトの配合で、米国ミスプロ系はサンデー系、ノーザンダンサー系に次いでの成績
ロベルト系の好走もそれなりに多く好走してるので、血統的には好走してもおかしくない
調教 B
1週前 南W 68.6-52.9-38.5-12.5 強め
最終 南W 81.8-67.2-52.8-38.9-12.9 強め
どちらも南Wでの追い切りで、特に最終追い切りの内容は素晴らしく体調は万全か
前走からこ上澄みも期待できるので、有力馬の1頭か
ダイアナヘイロー
血統 B
去年の勝ち馬
このレースで欧州ノーザンダンサー系特にリファール系の好走が多く、ロベルト系の好走もそれなりに多く、去年の阪神カップも勝っておりこのコースは得意
調教 A
1週前 CW 96.2-65.0-51.1-37.9-12.0 強め
最終 CW 53.8-39.3-25.6-12.8 強め
どちらもCWでの追い切りで、内容は素晴らしく特に1週前追い切りでは長めの追い切りでかなりの好タイムを出しており、体調は万全
ここ2走好走しており、去年も調教ランクAでこのレースを勝っており、今年も期待したい
ダイメイフジ
血統 D
米国ミスプロ×サンデーの配合で米国ミスプロ系の好走は多いが、母父サンデー系の好走がそんな多くはないので、割引が必要
調教 B
1週前 坂路 52.6-38.0-24.4-12.1 一杯
最終 坂路 53.1-38.1-24.5-12.1 一杯
どちらも坂路での追い切りで、前走時計、ラスト1F共に素晴らしい内容
前走からの上澄みも見込める内容で体調は良い
トウショウピスト
血統 E
このレースでは、米国ノーザンダンサー系もナスルーラ系の好走が多くないので、このレースでは向かなさそう
父ストームキャット系の距離延長も評価出来ず今回は出番はなさそう
調教 C
1週前 坂路 50.9-37.3-25.2-13.2 強め
最終 坂路 52.8-38.1-24.9-12.6 馬なり
どちらも坂路での追い切りで好時計を出しているが、この馬はいつも調教では動く馬でそれほど期待はできない
ヒルノデイバロー
血統 D
マンハッタンカフェ×ゴーフォージンの組み合わせ
2017年の2着馬で、マンハッタン×リボーの配合で欧州よりの血統
だが、スピードが足りない印象でリボー系の好走は2015年と2017年の時だけ、この時は比較的時計も早くかったので、時計のかかる馬場、展開になれば無くはないか
調教 C
1週前 CW 81.6-65.9-51.5-37.9-12.7 一杯
最終 坂路 50.8-36.8-24.3-12.5 強め
1週前ではCW最終では坂路で追い切りをされておりどちらもまずまずの時計を出しているが、ラスト1Fの伸びは平凡
重賞でこのメンバーではどうか
ミスターメロディ
血統 E
スキャットダディ×デピュティミニスターの組み合わせ
米国ノーザンダンサー系の好走が多くなく、血統的にパワー不足感が否めない
今回は向かないか
調教 B
1週前 CW 49.8-35.8-11.5 強め
最終 CW 11.6馬なり
最終追い切りはキリでラスト1Fしか掲載していないが、ラストの伸びは素晴らしく、体調は良さそう
血統 B
欧州ノーザンダンサー系の好走が多く、サンデー系の好走も多い
ただ、母父サンデー系の好走はそんなに多くないので、本来ならA評価だが、割り引いてB評価
調教 D
1週前 南W 68.5-53.4-39.3-12.9 G前仕掛け
最終 南W 68.5-54.3-40.3-13.9 一杯
どちらも南Wでの追い切りで、内容は平凡
最終追い切りでは併せ馬で一応は先着したが、タイム的にも評価出来ず、ラスト1Fも13.9と内容が良くなく今回は見送りか
ライスピリット
血統 D
スウェプトオーヴァーボード×トニービンの組み合わせ
米国ミスプロ×ナスルーラの配合で、米国ミスプロ系の好走は欧州ノーザンダンサー、サンデーに次ぐ成績
母父のナスルーラ系の好走が過去5年で、1回しかなく、割引が必要か
調教 C
1週前 CW 80.4-64.9-50.7-38.0-12.8 強め
最終 CW 83.1-66.4-51.5-37.9-12.5
どちらもCWでの追い切られており、まずまずの内容といったところか
最終追い切りの内容はよく年齢を感じさせない走りで力は出せる状態
リョーノテソーロ
血統 D
ジャスティンフィリップ×スパイツタウンの組み合わせ
米国ミスプロ系の好走は多いが、米国ノーザンダンサー系の好走はかなり少なく過去5年でも1頭だけ
積極的には買いたくない馬
調教 D
1週前 南W 86.7-71.2-56.1-41.3-13.4 馬なり
最終 南W 52.5-38.4-12.8 一杯
どちらも南Wでの追い切りで時計的にはそこまで評価できない
だが、この馬は調教ではいつもこんな感じなので、特に可もなく不可もなくといったところか
前走からの上澄みもあまり期待できない
リライアブルエース
血統 A
ディープインパクト×アンユージュアルヒートの組み合わせ
父サンデー系×欧州ノーザンダンサー系の配合で、このレースで1番好走が多く組み合わせ
阪神、中山での出走回数は少なく、最後の直線で坂のある中京競馬場での好走も多いので、このコースも合いそう
調教 B
1週前 坂路 51.6-37.8-24.9-12.5 馬なり
最終 坂路 54.0-38.8-25.0-12.4 強め
どちらも坂路での追い切りで1週前での追い切りは素晴らしい内容
この馬も調教では動く方なので、過度な期待はできないが楽しみな馬
血統 D
欧州ミスプロ×サンデーの配合で、欧州ミスプロ系の好走は過去5年で2017年の1頭のみ
この時は、レッツゴードンキと同じ欧州ミスプロ×サンデーの配合で1着と全く無視はできないが積極的にあまり買いたくはない
調教 B
1週前 坂路 50.1-36.6-24.0-12.2 一杯
最終 坂路 51.6-36.9-23.7-11.8
どちらも坂路で追い切られており、内容はかなり良い
どちらも52秒を切っており、ラスト1Fの伸びも素晴らしい限りなくA評価に近いB評価で体調は万全
血統 A
この馬もこのレースで1番好走が多い父サンデー系×欧州ノーザンダンサー系の配合でこのレースに合いそうな馬
さらに欧州ノーザンダンサー系でも特に好走が多い、ダンジグ系と積極的に買いたい馬で楽しみ
調教 C
1週前 CW 40.9-11.6 馬なり
最終 CW 12.3 G前仕掛け
最終追い切りではキリの為ラスト1Fしか時計は出ていないが、1週前、最終とラスト1Fの伸びは素晴らしい
力は出せる状態にある
ロジクライ B
父サンデー系×米国ミスプロ系の配合で、どちらも好走が多く、この馬も阪神、中京、中山と好走があり、坂のある競馬場も向きそうなので、相手候補には入れておきたい
調教 B
1週前 坂路 49.6-36.0-23.8-12.3 一杯
最終 坂路 51.7-37.4-24.6-12.5 馬なり
どちらも坂路での追い切りで内容は素晴らしい
1週前では坂路で50秒を切る猛時計を出しており、前走からの上澄みも見込め